2013/04/30

引きこもり的利尻旅


いや~、今回利尻の女神は微笑んでくれませんでしたね~

でも、利尻のオジさんが振り向いてくれたので、
天気が悪くてもなかなか満腹な旅を満喫できました!

みなさん、これでまた島に来る口実ができましたね。。

来シーズンは3月上旬の厳冬期、GW後半の春利尻の2本立て!
リベンジ戦決定で~す(^ ^ )


 昨年に引き続き、今回も滞在後半のお天気が悪い予報・・・。
ということで、着いた初日に猛チャージ!


今年は雪も多く、コンディションも良く、サクサク登れたのに、
モーレツなホワイトアウトによって900m地点で断念!


利尻のオジサンの粋な計らいで
雨のテント泊を避けることが出来ました。。

厨房をお借りして、1stナイトディナーinレラモシリ!
『登るなら飲むな、登らないなら飲め!』のセオリーどおり、
がっつり飲ミュニケーションスタートです


 翌朝、NHKのお天気おじさんの言うとおり、雨と風・・・。
必然的に朝から宴会ですな


あまりにもひまなので、敏哉おじさんが映画づくり

タイトルは・・・
『北のヒマジンたち』
近日公開予定ですが、吉永小百合はでていません。


朝から飲んで食ってダラダラしていたのに、
ランチはがっつり北海道ミシュラン『味楽』のこがし醤油ラーメン!
動いてない体(胃)にはかなり負荷がかかります 


雨と低温なので、観光もほどほどに・・・


することがないので、早めのディナー!
レラモシリと言えば・・・
2年連続どんぶり選手権優勝の『うにめし丼』 
そして、ウニ汁がさらに胃袋を圧迫します


ついに、最北食いまくりの旅のフィナーレです!
(いつの間にか旅の主旨が変わってますが・・・笑)

あれだけ苦労して持ってきたのに
ここにばら撒かれた装備のほとんどを使わずに、
心と胃袋を繋ぐハートランドフェリーに乗り込みます

しかし!
ここからがこの旅のハイライトだったということを
この時は誰も知る由しがなかったのであります

波高4m以上のウネリ。
それは・・・
みんなの胃袋をわしづかむゲーロランドフェリーと化したのでした(T0T)

ちゃんちゃん。



おまけ・・・

あれだけ胃を酷使したのに、
稚内からの帰路、カツ丼で有名な豊富町『丸勝亭』にピットイン!

厚さ3cmはあろうかというカツ丼でダメ押ししたのでした。。

げっぷ~。

2013/04/26

春の雪崩事例 秋田駒ケ岳 2013/03/27



2013/03/27 11:00 秋田駒 男女岳1530m北東面ボウル

前日の降雪でクラスト面に10~20cmの吹き溜まりあり。アイゼンが必要なコンディションだったが、かなり限定されたエリア(北東の急斜面)で小規模のスラブ雪崩(size1-1.5)の発生が予想された。過去にも同時期同エリアで、size1~2の自然発生雪崩の痕跡を見たことがあったのと、当日朝も、北東急斜面で小規模な破断面が見られたことからも、上記リスクをこの日の留意点とした。

ピークから1ピッチ滑ったあとに撮影のために選んだ斜面が1530m付近の北東ボウル。雪崩の発生確率は高いが、スラブの厚さ、走路と堆積区の状況、(障害物無し、扇形状)のため、バックアップをとった上で滑走を決行

1人目、自分スノーボード。ノールをオーリーで負荷をかけないように通過し、コンケーブ(凹)の面でターンしながらボトムへ。ややパック気味だが、ほどよいパウダー

2人目、スキーヤーヒロは、自分よりも高い位置から若干トラバース気味でエントリー。浅い左外足のターンがトリガーとなり、面発生表層雪崩が発生。事前に雪崩を予想していたので、バックアップ者は安全圏で待機し、スキーヤーは発生後のエスケープルートを確認していた

発生直後、下から雪崩を見てるとスキーヤーズレフトに逃げるのが一番早そうに見えるが、破断した瞬間、スラブの上で雪崩の規模、速度、厚さかなどから判断し、距離はやや遠いがスキーヤーズライトのボトムがクリアな方に回避。

以上、雪崩発生までの状況と発生後の行動についてでした。

2013/04/19

Alaskan days ~アラスカな日々~

アラスカな日々も大詰め
思わぬオーロラとの遭遇でこの旅のミッションをほぼ完了したため、
残りの2日間はガードウッドに戻ってのんびり観光モード!
アラスカ版旭岳?を眺めながらまたまた500kmをドライビングゥ~


 ところが、アンカレッジ手前にあるハッチャーパスに寄ったところ、
予想以上に雪が良さそうだったので、30分ハイクでもうひとパウダー!!


 体には疲れが溜まってるけど、このピーカン&パウダーを滑らないテはないからね!
ここはお手軽BCエリアで、立山の室堂まで車で行ける感じ。
もちろんアプローチのし易さから雪崩事故も頻発してるけど、
キチンとチェックできれば問題なし!


そして、またまたセレブなコテージにステイして最後の晩餐!
この日のディナーは、サーモン・ホタテにAK名産ハリバット(おひょう)


 もちろん、ジャグジー&アラスカンアンバーで〆!


 やっぱ本気でロッジにジャグジー作ろうかな・・・


さて、最終日はフライトが深夜便なので、
ボクも行ったことがないキーナイ半島のスワードという最南の町へ
水族館とショッピング!写真は関係ないけど、偶然火災現場に遭遇の巻


 深夜のアンチョラゲ空港でキングクラブサンドにカブリつく食の神様
食べて登って、飲んで登って・・・
結局、この旅みんなの体重プラマイ、大幅プラ!!(笑)



はじめて訪れた14年前、
アラスカの山々と斜面は、僕ら山を滑る者にとって特別な場所だった
世界中からエキスパートたちが集まり、
ヘリをウエイティングしていると、ビデオでよく見る
スーパースターなスキーヤー、スノーボーダーがすぐ横にいて興奮したのを覚えている

そして毎年訪れてはアラスカの山々にコテンパンにやられ続けた(笑)
ヘリやモービルを使うといとも簡単にとてつもない斜面に連れて行かれ、
ガイディングというよりは、もはや個人ライディングスキルにすべてが委ねられていった
燃料の高騰、溢れかえるスティーパー&ディーパーたち・・・
ラストフロンティアなのんびりした雰囲気から、商業的な匂いが漂い始めたAKから徐々に足が遠のいた

あれから7年・・・
ひょんなことからアラスカ行きが決まった
メンバーも決してアラスカの急斜面を狙うレベルではなく、
銀山や余市岳がちょうどよいメンバー構成(失礼!)
アラスカでこのメンバー・・・(汗) 正直、直前までどこの山に行くか悩んでしまった
ヒザに爆弾を抱えたスキーヤーに海外初体験の高校生、そして食の神様(笑)

それでもたっぷりアラスカを楽しむことができた

急斜面やディープパウダー、欲を出せばキリがない
大事なのは、与えられたコンディションの中で最高のパフォーマンスをすること
自分たちの足で登ったからこそ見つけられた新しいアラスカもそこにはあった

『こんな旅なら何度も行ってみたい!』
そう言って貰える旅作りをめざしてまたがんばろう~。運転疲れたけど・・・
などとしみじみ思い機上の人となった

おしまい。



2013/04/17

Alaskan days ~バルディーズな日々~

ガードウッドから500km移動してバルディーズへ
まずは、Booksにご挨拶!

初日は強風により休息日としたため、
翌日は気合を入れてハイクアップ


昨日の風で雪はウィンドパック
サクサクと登ります

景色が良いので疲れも半減!

斜面を選べばちゃんとパウダーです

シンクロナイズドライディング

バルディーズもたっぷり楽しみました!

さっ、お次はオーロラトリップ!
この先しばらく町はないのでガソリンスタンドでハラごしらえ

北へ足を延ばして展望のよい荒野で飲みながら待機

深夜、みんながウトウトしたころ突然空が踊りだす
そしてみんなも踊りだす。。



そして、当然朝まで撃沈・・・
でも、ナイスな夜でした!


つづく

2013/04/16

Alaskan days ~ガードウッドな日々~

まずはスターバックスの町toアラスカ!


アンチョラゲ(アンカレッジ)空港でワイハー経由のタテさんと合流


レンタカー荷物満載すぎて、ちょっと狭ラスカ


でも、コテージはめっちゃ広ラスカ


当然、ジャグジーでアラスカンアンバーな夜を過ごすわけで・・・


ディナー担当"食King"タテさんによるTボーンステーキ!


高校生たいちの17の初夜
日付変更線を跨いで無駄に長い41時間のバースデー(笑)


ほんで、珍しく雪が降って初日からパウダー三昧!
まずはアリエスカスキー場で足慣らし


あっという間にギダギダハートの子守唄♪


今宵のディナーはタテバーガー!


この時期のアラスカは日が長いので、21時まで遊べます


快晴パウダー! @Turnagain Pass



ヒー、ハー!


Thanks God!!


つづく・・・