勘吉の入院とその後の夏風邪でのびのびになってた里帰り
1泊2日の強行軍で旭山動物園に寄って、
北見の実家で束の間(3時間ほど…笑)の団欒を楽しみ、
そして翌朝、ボクの遊びの原点でもある屈斜路湖へ
和琴半島の温泉でのんびり家族で足湯に浸かっていたところ、
2匹の犬がやって来て、嬉しそうに勘吉の顔をナメまくりはじめた
『いやいや すみません・・・』
そこへ遅れて初老の男性がやって来た。
『あ、全然大丈夫です!コイツ、僕と違って犬大好きですから 笑』
『はははっ、それはよかった。
でも、いいね、こんな景色見ながら温泉に浸かれて、
やっぱり北海道はいいね』
ん?なんか聞き覚えのある声だぞと思い顔を覗くと・・・
『あれ?野田さんじゃないですか~!!』
そう、これこそ奇跡というか、まさに運命としかいいようがない
カヌーイストで作家の野田知佑さんとの再会でした。
とまぁ、興奮しっぱなしのボクでありますが、
カヌーをやらない人にはまったく知らないおじちゃんだと思います、はい。
実はこのおじちゃん、日本にカヌーブームを起こしたパイオニアでもあり、
昔チキンラーメンのCMで、カヌー犬ガクを乗せて釧路川なんかを下ったり、
その著書 『北極海へ』や『のんびり行こうぜ』などといった冒険作品を
学生の頃のボクは貪るように読み明かし、
そのクレバーで、かつ歯に衣を着せぬ物言いは、とてもカッコよくて、
両津勘吉、イチローとならび、ボクの憧れの人でした。
もちろん、ボクをこの世界に引き込んだのも(勝手にですが・・・)、
このおじちゃんのせい(おかげ?)でもあります(笑)
そして94年、その憧れの人と一緒にカナダのユーコン川を漕ぐことができ、
(今は亡きカヌー犬・ガクも一緒に!)
その後もガイドで行ったユーコンで何度かご一緒させてもらったんですが、
ここ10年近くはお会いすることもなく、
風のうわさで、あまり体調もよくないと聞いたばかりだったので、
今回の再会は、ヒジョーに嬉しい再会だったのであります。
いまは徳島の山奥のキレいな川のほとりに住んでいるということで、
この秋にでも四万十川のついでに遊びに行く約束もできました!!
とてつもなく前置きが長くなりましたが・・・
そんなこんなで、感動の里帰りストーリーをどうぞ(笑)
まずは雨の旭山動物園
レイニーかつ閉園2時間前がもっとも空いてて狙い目です
ボクが小学生のころのホームズーだった旭山
すっかり変わったけど、やっぱり一番楽しい動物園ですね
ジャッキーチームも合流して楽しい遠足的動物園めぐり
そして、ボクのカーチスクリーク的な屈斜路湖!
のんびり足湯に浸かってたら…
野田のおじちゃん登場!
野田さん、それ犬の抱っこの仕方だから~(笑)
7月のこのロケーションでほとんど人おらず
やっぱ北海道はいいよなぁ・・・
今朝のニュースでは、
小樽の青の洞窟がすごい人気で、多い日で1,000人も訪れるとか・・・。
それはちょっと本末転倒な話なので、
赤井川や積丹、道東のこういったフィールドは、
ちょうどよい人の数でキープできたらいいなぁ
なんて思ったりしつつ、
お約束の、勘吉を『大空と大地の中へ』放り投げる!
ジャッキーのキャンパーも調子良さそうだね~
コロポックルスタイルでBBQに乱入し、
屈斜路湖を望む3つの峠のうち、
もっとも素敵な津別峠(なまらな絶景裏100選)に寄って、
津別の終わりかけのクリンソウ群生地を散策し、
最後は・・・
北見と言ったらトリトンで、今が旬の『時知らず』を頂いて
1泊2日 1,200kmの旅の終了でございます。
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